「SEOとMEO、どちらから始めればよいのでしょうか」。集客を考え始めると、似た言葉が多く、何を優先すればよいか迷うことがあります。まず見たいのは、流行している施策より、お客様がどこでサービスを探し、何を確かめてから相談しているかです。この記事では、二つの違いと、入口を整える順番を紹介します。
目次
SEOとMEOは、見つけてもらう場所が違う
SEOは、検索エンジンにWebサイトの内容を理解してもらい、必要な人がページを見つけやすくするための取り組みです。サービスの説明を整理したり、お客様の疑問に答える記事を作ったりすることも含まれます。
MEOは、主にGoogleマップなどの地域に関係する検索で、お店や事業の情報を見つけてもらいやすくする取り組みを指す、国内でよく使われる呼び方です。Google ビジネス プロフィールの情報整備などが中心になります。
| 取り組み | 主に整えるもの | お客様が確認したいことの例 |
|---|---|---|
| SEO | Webサイトのページや記事 | 対応できる仕事、依頼の流れ、課題の解決方法 |
| MEO | 地域検索に表示されるビジネス情報 | 場所、営業時間、提供内容、来店前の情報 |
実際には両方を見るお客様もいます。マップで見つけた後に公式サイトを確認する、という流れも想定して、情報が食い違わないように整えましょう。
1. お客様の探し方を、具体的な場面から考える
例えば、近くの店舗を探してその日に訪問する方と、数社を比較して業務システムを依頼する方では、探し方も確認する情報も違います。「地域名と業種で探すのか」「悩みやサービス名で調べるのか」「紹介を受けて社名を確認するのか」を整理してみてください。
普段の商談で「どこで知りましたか」「相談前に何を確認しましたか」と聞いておくと、入口を考える材料になります。一つの答えだけで決めず、複数のお客様の傾向を見てみましょう。
店舗への来店が中心なら、まず地図上の情報と来店案内を確認します。相談内容や対応範囲の説明が必要なサービスなら、公式サイトのサービスページを先に見直す、といった優先順位をつけられます。
2. 会社名・サービス・連絡先の情報をそろえる
記事を増やす前に、会社名や屋号、提供しているサービス、電話番号、対応地域、連絡方法が分かるか確認します。サイトとプロフィールで古い電話番号が混在していると、せっかく見つけてもらっても相談につながりません。
ビジネス プロフィールを利用する場合は、実際の営業形態が登録要件に合うかを確認し、正確な情報を登録します。Googleは、地域検索では検索内容との関係、検索する人からの距離、広く知られているかといった要素を考慮すると説明しています。情報を整えることは大切ですが、特定の順位を保証できるものではありません。
掲載済みの情報が正しいか、変更時に誰が更新するかまで決めておくと、日々の運用が進めやすくなります。
3. 一つのページで、一つの疑問に答える
Webサイトでは、すべてのサービスを短い説明だけでまとめるより、相談の多いテーマから、判断に必要な情報を整理していきます。「何ができるか」に加え、「どんな相談に向くか」「どう進むか」「依頼前に何を準備するか」があると、読者は次の行動を考えやすくなります。
ブログの題材は、営業や問い合わせで繰り返し受ける質問から探せます。例えば、制作前の準備、サービスを選ぶ基準、よくあるつまずきへの対処などです。記事の最後には、関連するサービスの説明や相談窓口へ進める入口を置きます。
検索されそうな言葉を不自然に繰り返す必要はありません。タイトルを読んで内容が分かり、本文を読んだ人が疑問を解消できるかを確認しましょう。
4. 検索順位だけでなく、相談までの流れを見る
取り組みの振り返りでは、検索順位の変化だけでなく、必要なページが読まれているか、問い合わせや来店につながっているかを確認します。Google Search Consoleなどを使う場合は、どの検索から、どのページへ来ているかを把握する材料になります。
GoogleのSEOガイドでも、変更の影響が反映される時間はさまざまで、改善しても必ず目に見える変化が出るとは限らないと説明されています。短期間の上下だけで方針を変えるより、実施した日と内容を残し、問い合わせの質も含めて振り返りましょう。
例えば「アクセスはあるが相談が少ない」なら、集客の施策を増やす前に、対応範囲の説明やフォームの使いやすさを確認する余地があります。
最初の一歩は、今ある入口の点検から
自分の会社やサービスをスマホで探し、表示される情報から問い合わせまでを一度たどってみてください。間違った情報、説明が足りない箇所、迷う場所をメモすると、最初に整えたい課題が見えてきます。
NORU STAGEでは、WEB制作と集客支援をつなげて考えます。まずは今のサイトや情報発信の状況を整理し、事業に合う入口を一緒に整えていきます。

